『失ったら戻らない、耳の中の「小さな宝物」の話』
- 塾長
- 2月2日
- 読了時間: 3分
【はじめに】
皆さん、こんにちは。塾長です。
今日は、勉強の話……ではありません。
でも、「一生使うもの」という意味では、
勉強よりも先に守ってほしいものの話です。
それは――
耳の奥にある、とても小さくて、とても大切な存在。
【天井が回った朝の話】
今の君たち(塾生さんや卒塾生さん)と同じくらいの情熱(と無理)を詰め込んで働いていた時期に…
私は猛烈に働いていました。
・昼は別の塾で初心者向けパソコン教室の教室長
・夜は自分の塾
・深夜に肉体を使う6時間のバイト(週5〜6日)
・毎晩スポーツドリンクを2リットル
今思えば、 体に「ブラック企業」してました。
そんな生活を1年半ほど続けた、ある朝。
目を開けた瞬間、世界が回り始めました。
比喩じゃなく、
本当に天井がぐるぐる回る。
立てない。歩けない。
這ってトイレに行くのがやっと。
ほぼ4日間家で寝ていました。
診断は――
内耳性眩暈(めまい)。
【耳の中にある「一生モノの精密機器”】
原因は、 極度の疲労と水分バランスの崩れによって
耳の奥(内耳)のリンパ液が増えすぎ、
音やバランスを感知する有毛細胞を圧迫・損傷したことでした。
この有毛細胞、
どれくらい大事かというと――
一度壊れたら、二度と戻りません。
鳥や魚は再生できるのに、、
人間は「精密な音を聞き分ける能力」と引き換えに
再生能力を失ったと言われています。
つまり、有毛細胞は
👉 買い替え不可
👉 修理不可
👉 一生保証ナシ
完全に「一点モノ」です。
【大音量イヤホン・ヘッドフォンは、耳への物理攻撃】
私の場合は疲労でしたが、
現代の皆さんにとって、もっと身近で怖いのが――
🎧 イヤホン・ヘッドフォンの大音量
これは例えるなら、
有毛細胞に対して
毎日、至近距離で。爆音の花火を上げているようなもの。
最初は何も起きません。
でも、静かに、確実に、壊れていきます。
しかも、
壊れたことに気づいた時点で、もう遅い。
【「自分を大切にする」という教育】
専門医には、こう言われました。
「また、なりますよ」
(条件がそろえば、必ず)
実際、私は今も
・耳鳴り
・低音への過敏
・疲れると出る眩暈の予兆
と付き合いながら生活しています。
最新の研究では、
鼓膜から直接薬を届ける技術なども研究されていますが、
まだ“未来の話”です。
だからこそ、今できることは一つ。
🔹 イヤホン・ヘッドフォンの音量を、少し下げる
🔹 疲れを無視しない
🔹 体を消耗品扱いしない
それだけで、
10年後、20年後の世界は確実に変わります。
【おわりに】
勉強も、部活も、仕事も大切。
でも、それらを楽しむための「感覚」は、もっと大切です。
どうか、
みなさんの耳の中にある
小さな宝物を、大切にしてください。
※ 正確な医学的判断は、必ず専門医にご相談くださいね。
🎧 イヤホン・ヘッドフォン音量チェックリスト(30秒で確認)
□ 周りの人に、音が漏れていませんか?
□ イヤホンを外した直後、耳鳴りがしていませんか?
□ 1時間以上、続けて使っていませんか?
→ ひとつでも「ドキッ」としたら、音量を一段下げるだけでOKです。


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